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Author:ベースボール
生後すぐ口唇口蓋裂(いわゆる三つ口)と診断される。高等2年時に右耳を失聴、高等3年時左下肢、左上肢障害それにより現在、左上肢機能障害、左下肢機能障害、右耳高度感音性難聴障害、言語機能障害というように重複して障害がある。
(身体障害者等級2種4級)
・日本障害者スポーツ協会公認
 障害者スポーツ指導員(初級)

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弁論文

おいらが高校生の時に優秀賞をもらった弁論文です。
原文そのままですちょと長いですが、読んでみてください。
感想などもらえたらいいなぁ^^;

障害者と福祉
 今の日本は、障害者に対する施設そのものは充実してきていますが、
制度の万で考えるとどうでしょうか?
 障害の程度によって対応が変わるのが、現状ではないでしょうか
 たとえば、重度の障害を持つ人は、市町村を通して各都道府県に申請書を出せば、障害認定等が受けられ、それによって福祉施設が無料で利用できます。しかし、軽度の障害を持つ人は、同じ申請書を出しても、
障害認定が受けられません。そのため、福祉施設の無料利用が出来ないというのが現状なのです。
 なぜ私が障害認定や、福祉施設の利用について述べたかと言いますと、私自身、右耳に高度感音性難聴という障害を持っているからです。
私は幼い時から右耳が殆んど聞こえません。
 障害者の申請を出してみると、左耳の方は正常なため、障害認定はできない。ということになってしまうのです。
 このことから私は、医学的には障害者ということになりますが、
福祉の側から見た場合には、いわゆる健常者ということになってしまうのです。福祉の側では、私のようなケースは特に不自由なく生活している、
と考えられているのではないでしょうか。しかし、実際障害を持つ私の側から言えば、不自由な時が多くあります。
 右耳が聞こえないため、何か話されても一度では分からず、話している人に迷惑をかけることになるし、言語にしても相手に正確に伝える、
そんな当たり前のことができなくて、やはり相手に迷惑をかけるということになってしまいます。このことからもわかるようにコミュニケーションがうまくとれずに、トラブルの原因になってしまい、すごく不自由だと私は思います。障害を持つことで先輩からバカ呼ばわりされたり、いろんなことを言われ、つらい思いをしてきました。しかし、話が伝わるまでよく聞いてくれる人もいます。私はすごく嬉しくなります。
 これからは重度の人だけではなく、重軽度問わず対応してくれる、そんな時代が来ればいいなぁと思います。そのためには、障害者と健常者がお互いに認め合うことがまず大切だと思います。そして一緒になって、これからの福祉を考えていかなければならないと思います。両方の考えがあってはじめて福祉が変わるのではないでしょうか。そして障害者すべてが安心して生活できる、そんな福祉社会が一日も早く実現することを私は願っています。
 私は障害を持ったことをきっかけに、ボランティア活動をしています。地元の高校生ボランティアサークルに所属して、七月に天童で行われた山形ヤングボランティアフェステバルに参加し、交流を深めました。また障害者も健常者も音楽を通してふれあいをもとうと、寒河江市で活動しているふれあいコンサート実行委員会にも所属しています。代表者が車イス生活になったためはじめたものだと聞いています。実行委員会では障害者と健常者が共に活動しています。
 この中で活動していると、自分の障害は軽い方なんだなと思います。さまざまな障害を持った子供にも私は会ってきました。子供たちはどの子もみんな明るい子でした。そんな子供たちにも、障害の程度を問わず対応してくれる福祉社会を、今から私達が作っていかなければならないと思います。
 ふれあいコンサートの代表が、こんなことを言っていました。「障害の重い軽いは関係ないんだよ。一人一人に個性があるのと同じなのだから。」私はその通りだと思います。みんながそんな気持ちをもっていれば、障害者に対する意識も変わってくるのではないでしょうか。


※障害については当時のものです。
 現在の障害程度とは異なります。

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